第5章 開拓者
双刃:ツインショートソード/双短剣
レンジ:ショート、攻撃力:900-910、重さ:20、タイプ:斬撃、耐久値:1500、要求値:81、防御:+68、敏捷性:+30、力:+60、速さ付加
刀身42cm、全長56cmの片刃双短剣、投剣も出来るがもう一本を持っている限り消えない。名を叫べば空いている手元へ戻ってくる。
今までに見たことがない、魔剣クラス以上の代物、ケイト作。
双剣ならぬ双短剣。強化数50まで。
AGI(agility/敏捷性)要求値が異様に高いのも頷けるステータスだった。
無論、ケイトの場合は全てAGIに振っているから今すぐにでも装備できるだろう。
そして当のケイトの反応はというと…
まあ、俺とアスナが後ろからステータスを覗き見てたわけなのだが……
わなわなと震えたままだった。
二人『?』
思わず顔を見合わせながら、?を浮かべる中…
突如として、ケイトは動き出した。
ケイト「きゃあああああああああああああ!!!!!」キラキラ
キリト&アスナ『!!?;』
ケイト「初めて見た!何この装備!!何この武器!!
そうだ!ベルトの方を新調しなければ!!
確か分解でできたはず!
そうだ!それで再び思い浮かべる時に同様にやれば大丈夫だ!
よぉし!やることが山積みだ!!
やったるぞ!おらあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
そう叫ぶが早いか一目散に走っていってしまった。
キリト&アスナ『……;』
残された俺とアスナは、言わずもがな冷や汗交じりに固まるばかりだった…;