第28章 運動会
そこから先は全て、純粋な競争でした。
リズベット『にや)そうだ!)
あのーすみません、テイムモンスターは武器に入りますか?』
ケイト『入りますよー』
クレハ「はっ!)バカ!;」←合点が行った人
リズベット『というわけでシリカ!ピナで丸ごとやっちゃって!』にっ
シリカ「はい!」キラーン
その瞬間、ピナが周囲の前に立って視界を奪い続けて妨害しました。
ケイト『ありゃー;』
クレハ『ありゃーじゃないでしょう!;』ぱこんっ
エギル『ナイスコント!』
ケイト『そこは実況しなくていいよ!?・・;』
そうして白組が優勢に立ち、青組が追いすがることとなりました。
それから後、ピナが視界に入った時は武器の峰で払うようにする
という対策法が立ったことから、何とか持ち直しました。
そこからは純粋な走りの勝負です。
エギル『青組追い上げる!追い上げる!追い上げていく!
白組を抜いたああ!!』
リズベット『負けるな白組!ぶちのめせえええ!!』
そんな実況よろしく、相手も活気づいてきており
是が非でも勝とうとしていました。
ケイト「足元気を付けろ、バナナもある」
クレハ「ええ!」
そしてバトンを受け取った瞬間、ギア全開で走り抜き
50m走4秒8というとんでもない速度でゴールしました。
その最中、それまでにあったように投げられていたのですが
それを気にせず、足元にある線とその先の地面だけを見ていたので、ペナルティである走り直しもなく
ちょっとした衝撃はあっても、それほど気になりませんでした。
アイテムの使用は禁じていませんでしたが、こんな妨害が起こるとは想定外。
それでもその対処法を白組よりも早く考案したことから、利を得ました。
こうして青組である私とケイトは、もともと最初が揃って最下位であり
最終的なゴールもまた揃って1位だったことから逆転による100ポイント加算を2人分
すなわち200ポイントを奪取しました。
これぞ完膚無き勝利です!//(ぐっ!)←興奮気味