第25章 花見
~おまけ・終~
・職の紹介
クレハ「私の家の清掃員です」
クライン「?使用人じゃなくて?」
クレハ「既に30人いますので、それはご遠慮願います」
クライン「そんなにいるのかよ;」
グレイク「1500年続く家だからね^^;」
クレハ「清掃員は清掃員でも時給5000円の定職です。食事付きの。
何分屋敷が広く、管理が大変なので」
クライン「どんだけだよ!!?;」
クレハ「屋敷も含めて、敷地自体は7000坪です」
『7000坪ぉ!!?;』
クレハ「ざっというと、東京ドームの約半分です。
基本的に暮らしている屋敷のみの土地は120坪程度ですが…
使用人の為の家も別にありますので、そこを利用してもらえればいいかと思います」
クライン「東京から遠いのか?」
クレハ「それは群馬県の前橋市で」
『県庁所在地!?』
クレハ「赤城山と大沼の間あたりの田舎とも言えるような場所なので」
クライン「通信は?;」
クレハ「繋がっていますとも。
そうでなければSAOなどできるはずもありません。
今私が被っているナーヴギアでログインし続けているのですから」
クライン「そりゃそっか」
クレハ「今頃、専属医師が私を見て下さっているのでしょうね」
『まさかの大金持ち!!?;』
クライン「そんな好条件裏があるとしか思えねえよ!;」
クレハ「裏などありませんし、あなたには深く恩義を感じています。
それを返したいというだけです。
それが嫌ならば別の形でも」
クライン「いやいや、これがいい!!時給5000円なんて普通ねえぜ!
たった1年で1000万円!!10年で1億!」
グレイク「なんか…これからもお手数かけそうでごめん(お辞儀)
俺に仕事がなかったからって…その、本当に大丈夫?」おずおず
クレハ「問題などありません。
逆にこちらは手入れの手間が減って助かるので、お互い様です」微笑
グレイク「ありがとう^^」
クライン「あ、言うの忘れてたぜ。
いい就職先教えてくれてありがとな^^」
クレハ「ではこちらも改めて言わせて下さい(微笑)
助けて下さり、本当にありがとうございます」ぺこり
そうして就職先の案内は終わり、その時に彼等の内定が決まりました。