第23章 イベント行事
ちなみに言うと…トップ100の方にも賞金はあります。
順位別に金額は変わりますが
さほど大した違いはなく、最下位でも10万コルもらえます。
最高金額が5000万コル、2位には4800万コル。
大分と出費することになるのですが…
白の鳳凰の総資産は100兆コルで、NPCも食べに来るくらいだった為
何ら悪影響はなさそうです。
松野「それにしても僅差でしたね!」
アルゴ「アア!あと1ポイントだったんだけどなア^^;」汗
松野「同率2位おめでとうございます♪」
そうして授与に伴う配布もまた何事もなく順々に進んでいき
私とアスナの口論は未だに止むことが全くありませんでした。
ケイト「う~ん;」
クレハ&アスナ『どっちがいいのかはっきりしなさい!!!!』
口論からケイトを巻き込んだ取り合いに発展しましたが
後にクラインもまた乱入してきて余計に歯止めが効かなくなる一方でした。
話の流れで察するでしょうが、優勝者はアスナです。
先程言われていたように1ポイント差で、キリトとアルゴが2位でした。
ケイト「誰か…だれかああああ;;」ぐらぐら
私とアスナに挟まれて揺すられる中、気分はなおさらに悪くなったようで…;
当時はアスナに負けじと叫ぶのに必死だった為、気付くことさえもありませんでした;
数日後…
体調不良からずっと倒れ伏したままのケイトがようやく調子を取り戻しました。
その看病においても私とアスナの間の争いは止まず
同じく見舞いに来ていたキリトはただただ苦笑するばかりでした。
キリトからの悪化の一途を辿るとの指摘から、少しだけその争いはマシになりましたが…
『二人共三日間立ち入り禁止、ちゃんと休めない。気も休まらない』とのケイトの言葉から
ケイトから離れている間、私達二人でちゃんと話し合うきっかけができました。
結果として、共に過ごせばいいとのことで取り合い自体はなくなりましたが…
クレハ「私と一緒に居る方が」
アスナ「いいえ!私と一緒に居る方が」
ケイト「いい加減にやめてくれ;」うんざり気味&頭抱
キリト「心中察します…;」腕組&二度頷←二人に言っても聞かないだろうことは既に把握済み
どっちと一緒に居る方が嬉しいかという件は止むことはありませんでした。