第23章 イベント行事
ケイト「制限時間は、開始時刻である2時から5時までの3時間!!
豆についてはストレージに直接送る形で100個ずつパックにして、5つずつとなっています。
協力することで豆を分け合うでもよし。
マキビシのようにして豆に何回も当てるでもよし、上から狙い撃ちし続けるでもあり!
皆さん、楽しんでください!!」
『おう!!!』
ケイト「えー。
先程の説明の言葉を聞いて、皆さん余計に思ったことでしょう。
『鬼と退治人、どちらもやること自体に違いはなくないか?』と。
えっとね、私にとってははっきり言うと、んなもんどっちでもいいです。
どちらを選ぶかは、気分の問題です!!
ぶっちゃけ楽しめればいいとしか考えていません!」
「らしいな、それ」苦笑
アルゴ「ケイト、1個だけ質問があるんだがイイカ?」
ケイト「うん」
アルゴ「鬼に隠密ボーナスの提示を要求したイ。
投げられた豆から走って逃げ続けたとして、その豆を避けた数×10ポイントが加算されるんだロ?
なら、退治人に対して隠れてやり過ごす際にもポイント加算が欲しイ」
ケイト「うん。ありだね。
退治人が周囲に居て、それらに対して通り過ぎられた場合に1人につき1加算させるようにしよう。
ただし、退治人はマイナスポイントはつかない」
アルゴ「ウン。
参加人数は全プレイヤーの9000人近く、退治人となった全員を凌げばいい点数が取れるナ」にやり&キラーン
ケイト「そうだね。でも看破が凄い人には気を付けてね♪」
アルゴ「その場合はすぐトンズラするサ♪」にや
キリト「なるほど。考えたな」にやり
アスナ「う~ん。
ならどっちにするか、よくよく考えないとよね」
ケイト「どちらを選ぶかの集計は今から5分後だ。
各々、自分に合ったのがどっちかよぉ~く考えるように!」
『はーい』挙手
その説明に対して、今か今かと始まるのを待ち構える人達が大勢いましたが
そういった戦略が重要になるのだと理解し、ちゃんと深く考えるようにもなりました。