第20章 ピックアップ記念スペシャル
~おまけ・続~
・おみくじ
ケイト「当たれえええええ当たれええええええええ」合掌
キリト「引く前におみくじに拝んでどうするんだ?^^;」
アスナ「でも気持ちはよくわかるわよね^^;」
クレハ「そうですね。ですがそれ一つで逐一心を乱す必要はありません」淡々
がらがら
必死に拝み倒すケイトでしたが、私は拝むことなく棒くじを引きました。
アスナ「あはは^^;
クレハさん、どこまでもぶれないよね…」汗
キリト「ああ。天変地異が起こったってぶれないだろうな」
クレハ「当然です。そのようなことに動揺しては肝心な時に動けないでしょう」
ケイト「今年の我が運よ、力を見せてみよ!!」くわっ!←燃えてる
クレハ「無駄な気力の消耗はやめなさい」淡々←冷静
引いた番号は以下の通りです。
クレハ、62
アスナ、38
キリト、29
ケイト、48
ケイト「…シワって何だろう;」ずうん
クレハ「番号を言う前から落ち込むのはやめなさい。
それで一喜一憂しても結果は変わりません。
それに、それ一つで死ぬわけではないのですから」
それから番号を取り換えた結果…
ケイト「大…凶」ビシャーン!!
アスナ「凶;」ずううん
キリト「吉だな」
クレハ「大吉です。
見事に対照的ですね」
おみくじにおける運勢の順を教えました。
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
ケイト「大、凶…私は、要らない」ぐらぁっ
ばたーん!(ショックで倒れる)
クレハ「もう一度引けばいいだけの話でしょう。あそこにある紐に結びなさい」ぽんっ(肩に手を置く)
キリト「内容だけ把握しておくって手もあるよな」
アスナ「うん…私、不運に恵まれるのかな?」ぐすっ
キリト「そんなことないって。くじで命落とす人なんていないわけだしさ」
アスナ「でも…」不安げ
キリト「もしそうなっても、俺がすぐ駆けつけるから大丈夫だ」
アスナ「キリト君…//」うるっ
キリト「アスナ…//」微笑
アスナ&キリト『…//』キラキラ←無言で見つめ合い、微笑み合う二人
クレハ「こほん…そういうことはもう少し人目の少ない所でやりなさい」
キリト&アスナ『びくっ!!)!!!?/////』
二人が、周囲の目が集まっていることに気付いたのは
私が間に入って指摘した時でした。