第4章 攻略組
その光景は…まさに
クライン「ケイト!!汁頼む!!」
ケイト「悪いけど汁のおかわりは;」
クライン「嘘だああああああああああああ!!!!;」涙
ケイト「私のあるから食べる?;」汗
クライン「マジでか!やったー!!」
跳びつこうとするクラインに、ケイトがスープを渡そうとした時
エギルが制止をかけた。
エギル「待て。渡さなくていい。
クライン、俺のを半分だけ分けてやる。
味噌でよければな」
クライン「おお!サンキュー!」
「チャーシュー!!」「ノリ!」「メンマ欲しい!」
アスナ「ナルトが欲しい!」
ケイト「あー。
あのかまぼこね。一応作ってあるけど欲しい人いる?」
『はい!!!』
俺も思わず挙手してしまった。
そういった夢の時、もとい…
「よこせ!!」「それは俺んだろうが!!」
醜い、地獄の争奪戦が始まっていた。
それから…
攻略組になると勝った時に打ち上げと称して食べれるという認識が広がってしまった…らしい。
結果として、連日ケイトが作った食堂のような建物は大賑わいとなっていた。
そこでは、ラーメンはもちろん
現実では当たり前だった料理が、続々とメニューに加えられていった。