第20章 ピックアップ記念スペシャル
ケイト「プラネタリウムって、図書館で作られたあれ?」
キリト「ああ。公民館みたいなあれだよ」
アスナ「確か隣接して作られたのよね」
ケイト「うん。暗いから映し出すのも出来そうだってことになってね。
レジャーランドとは違って、自然がいっぱいの所がいいだろうって思って22層に作ったんだけど
転移門から近いのは明らかに11層のレジャーランドだから…;」
リズベット「入館料は無料だけど、そんなに人が多くは訪れないのよね;」
クレハ「それはレジャーランドの方が目的が多岐に渡っているからでしょう。
レジャーランドの図書エリアを利用する人数、22層の図書館を利用する人数はどちらも同じぐらいですよ。
どちらも同じ内容の本を同じ数だけ置いていますし、勉強道具の販売もまた同様に取り揃ってありますし」
シリカ「はい!復習したい時にピッタリなんですよね^^」
アスナ「無料でマップ情報も配布されてるからね^^」
キリト「俺の場合はレジャーランド派かな。
すぐ息抜きに修業場エリア(192,193ページ参照)やトレーニング、風呂も使えるし。
入館料を払った後なら、どのエリアに行こうと追加料金は取られないから」
お忘れの方もいるかもしれませんが説明しておきます。
レジャーランド、12~14階の南エリアには修業場。
個人同士で手合わせしたり、熟練度を上げる練習に励む人たちが多い。
図書エリアは、6~8階北エリア。
現実世界での勉強もできる上に、ここゲーム世界での勉強もできる。
ただし、食堂エリアの食事、ショッピングモールの買い物による金額は別途請求です。
リズベット「そういえば前に
『おすすめのクエスト情報』って閲覧で、結構いいクエストがあったのよ。
エメラルド、私達も手に入れられたらねー」ちらっ
ケイト「…;
わかった。
お年玉として、正月にここにいる全員にプレゼントしよう!」
アスナ&キリト&シリカ『ええ!?』
リズベット「やりぃ!^^」ガッツポーズ
キリト「いいのか?」
ケイト「うん!
クレハ、私と同じ実力のお前がいてくれたら百人力だ。
頼んでもいいか?(真剣」ぐっ!
クレハ「ええ!」微笑
私の両肩の上に両手を乗せ、真剣な表情で真っ直ぐに頼んでくる彼女に
私は信頼されたことの喜びを感じつつ、微笑みながら力強く頷きました。