第17章 不測の事態
~おまけ・終~
・ボスへ抱いた第一印象
50層のボス…
それは金属性の仏像のような姿で、足を組んだまま僅かに浮遊し、三対の腕で打撃を繰り出してくる。
だがイレギュラーボスは、無数の腕な上に全身が金色だったことから…
ケイト(百式観音???!!!!!
ネテロはどこだ!!!!)心中の叫び←注:いません
とある別作品のものに見えてしまったそうです。
・その後の再会
アスナ「ケイトちゃん!!」ひしぃっ!!
ケイト「ただいま^^」
アスナ「どこ行ってたのよバカ!!!!」
ケイト「ごめんなさい;」きーん
キリト「耳元で叫ぶのはちょっと;」
クレハ「想定外の事態に巻き込まれただけのようです。
話を聞いた所、説明文を読まずに!!」
ケイト「ぐさっ!!)!!;」
クレハ「ただただ私達に早く会いたい一心で、全て○を押したそうなので」溜息&腕組
ケイト「きゃうん…;」しゅんっ
何でか全員にあるものが見えた。
肩を落とすケイトの後ろで、犬が耳と尻尾を落とす姿が。
キリト「まあ、しょうがないよな^^;」
その後、詳細を話した結果…
『ボスをクリアした後、誤差0秒00でボス部屋に入る為に扉を開けると発生するイレギュラークエスト。
それが250レベル用ソロクエスト』と話は纏まり
そのあまりもの難易度から一人では無理だろうということに落ち着いた。
あくまで『神速格闘術の光を使える者』以外にはです。
クライン「転移できたのか?」
ケイト「全然!」首横振
キリト「結晶無効エリアか?」
ケイト「いや、メニュー操作の間も与えない凄い攻撃の嵐だった。
あ、でも回復結晶は使えたよ?光状態で使った」
ヒースクリフ「なるほど…
千万コルや超レア素材等の報酬は魅力的だが、光が使えないとダメか。
まずはクリアしそうになった時にはボス部屋に近付かないようにすることと
もし発生したとしても神速格闘術がない者は×を選択するよう注意喚起しておこう」
クレハ「ええ、お願いします」
ケイト「でもよくわかったね、報酬金額。私まだ誰にも言ってないのに」
クレハ「!!」
ヒースクリフ「ん?勘だよ」失笑
ケイト「ああ、よく当たるもんね」微笑
談笑し合う二人でしたが
クレハ「……」じー&腕組
腑に落ちないことが一つ、発生しました。