第3章 第一層攻略
~おまけ2~
・例の動き2
2階層に上がった後、俺は疑問に思って合気道か聞いてみた。
ケイト「ああ、あれは動きを利用して加速させたんだよ。
掴みかかろうとする動きに左手を添えて、右手で掴んで加速させつつ
右から右下へ、右下から下へ、下から左下へ、左下から左へ、左から左上へ、左上から上へ、って感じに
力の働く向きだけ右手で制御しつつ、添えた左手で一気に投げる。
添えた部分までしか見えなかったのはきっと
相手のAGI分も加わったことで、加速がなおさらに著しくなったからなんだろうね」
キリト「なるほど…」
聞いてみると、小さな一瞬の動きでも利用しているようだ。
それを応用して、全ての動きを無効化しているらしい。
横の動きは縦の動きに弱い、縦の動きは横の動きに弱い。か…
俺も敵の攻撃を払う時、気を付けてみるかな……
そう考えるきっかけになった。
・料理人育成
ケイトが、キバオウからのプロポーズを断った翌日
キバオウ「ケイト…わいは、いつでも待ってるからな?」
ケイト「…ありがとう。その気持ちだけもらっとくよ^^」
嬉しそうに笑う中、俺は入れずにいた。
注文入れたいんだけど…;
「あの…あなたが講師ですか?」
キバオウ「はっ!?;
ちょい待て!;
わいはそんなんy
ケイト「にや)はいはいはーい!
こちらはなんと!一気に上級まで上がったシェフです!!♪
講師、よろしくね」にっこり
キバオウ「って待てやおい!;」
「よろしくお願いします!」ぺこり
キバオウ「はあ!?;」
ケイト「数か月もストーカーし続けてきた仕返しだ~い♪」
ぴゅううううう(疾走)
「講師だって」「そうなんだ」ざわざわ
『よろしくお願いします!』ぺこり
キバオウ「せやから違うってゆうとるやろうがあああああああ;」汗
逃げるケイトの背に…
キバオウの咆哮が虚しく響いた。
アスナ「?どうしたの?キリト君。うずくまって」?←講師
キリト「何…でもない」ぷるぷる
一部始終を見ていたからか…
俺の笑いは、そう簡単には止まってくれなかった。