第15章 強さ
~昔話・少しだけおまけ、終~
キリト「重いな;」
アスナ「本当に…;」
リズベット「メチャクチャね;」
シリカ「何度聞いてもひどいです;」
ピナ「きゅううう;」しょげてる
ケイト「悪いことやったんだからそういう目に遭って普通だってさ。気に食わなければ何やっても正しいんだってさ。
はっはっはっ。私なんていなければよかったのにな、最初から」ずううん
両膝を抱えて言うケイトがいました。
キリト「何かスイッチが入ってるぞ!!;」汗
クレハ「おそらく自虐スイッチでしょう;
過去の話をする内、トラウマが呼び起こされたのかと;」汗
ケイト「はっはっ。何言ってんだよ、トラウマなんかにはもう負けねえよ」遠い眼&じめじめ
『もう負けてるよ!!!;』
異口同音に叫びが響いた。
クライン「元気付けるにしても…やっぱ、愛する人の口づけ」んー
クレハ「汚らわしい!!」
どごぉっ!!!!!!!!!(クレハがクラインを蹴飛ばした)
クライン「ぐはああああああ!!!!」
ずさああああああああああ!!!!
アスナ「えっと…;」
キリト「そこはスルーしよう;」
クレハ「ケイト…私との約束を忘れましたか?
あの日の出の時、私へ言ってくれた言葉を思い出してっ」涙目
クライン「待て待て!;何でわざわざケイト押し倒して覆い被さってんだ!!!;」
ケイト「はっ!)…クレハ…
(うるっ)うん…愛してる。頑張るよ//」ぎゅっ!!
クレハ「その意気です!//」ぎゅっ!!
クライン「ツッコミは無視か!!!;」
両目を瞑りながら互いの温もりに身をうずめる中
いつものように、そっと唇を重ねました。
が、隣の外野はいつまでもうるさくわめき続けたので…
クレハ「いい加減にしなさい!!!」かっ!!
ばきぃっ!!!!!!
クライン「それはこっちの台詞だああああああ!!!!;」
どっごぉーん!!!!(クラインが壁ごとふっ飛ばされた)
シリカ「この壁の修理費は…;」
ケイト「私が直そう」建築スキル準備
リズベット「ですよねー;」ただただ苦笑
キリト「もう…定番だな;」
アスナ「そうね…;」
私がいつものようにクラインを蹴飛ばす中
周囲はいつも通り、変わらぬ反応を返していました。
そうして一日は終わりました。
めでたしめでたし。
クライン「めでたくねーっ!!;」涙目