第14章 出会い
~少しだけおまけ~
ケイトが過労で倒れてから後(363ページ参照)、
ばんっ!!
荒々しく扉は開けられ、血相を変えてベッドに居るケイトへ駆け寄りました。
アスナ「ケイトちゃん!!倒れたって聞いたけど大丈夫!?」
ケイト「頭が…ボーッと…して;」
アスナ「バカ!!何で無茶したの!」
ケイト「無茶というか…
ずっと悪夢しか見なくなったから、寝るのが怖くって…
でもできることして、助けたかったから」
アスナ「それで倒れてたら意味ないじゃない!!;(涙目」きっ
ケイト「……ごめん」
アスナ「本当に護りたいなら…自分を一番護らなきゃダメだよ。
そうでなきゃ、何も出来なくなっちゃうじゃない」涙
ケイト「…うん」
アスナ「でも…無事で、本当によかった^^」
クレハ「落ち着いた所で、話をしてもいいですか?(腕組睨」ぎんっ!!
ゴゴゴゴゴゴゴ(クレハ、黒オーラ満載)
黒いオーラの中で眼光だけが光っていたらしく、見たものは非常に恐怖を感じたそうです。
そうして説教を総べて聴き終えてからケイトは…
泣きじゃくりながらも、私の服の裾を掴んだまま眠りについた。
その寝顔は、安心したように笑っていた……
それが嬉しくて、私も笑いながらそっとベッドで寄り添った。
アスナ「…起きたら、少し説教でもしようかしら」顎に手を当てる
キリト「あー、アスナ。
説教なら、クレハが沢山してたから;」
アスナ「そうだけど言いたいこと言えてないでしょ?」
キリト「ああ;そうだな…;」
アスナ「…よし、決めた!」
キリト「ん?」
アスナ「これだけは守ってって伝えるようにしましょう!」
キリト「ああ。その方が有難いだろうな」微笑
そう話し合う二人をよそに
私はケイトの頭や背を撫でながら、その感触に浸っていました。
ああ、気持ちいい//←ご満悦中