第13章 生きて
ケイト「ごめんなさいいいいい;
ごめんよおおおおおおおお;;;」びゃあああああああ
泣き崩れたまま、クレハを必死に抱き締めて泣き叫ぶ中…
クレハの叫びが響いた。
クレハ「赦しません!!!」
ケイト「え!?;;」
クレハ「たとえ何億年経とうが天地がひっくり返ろうが
世界が崩壊しようが地獄に落ちようが天に召されようが死のうが
何があろうが!一生赦しません!!」きっ
ケイト「ええええ!!?」
ふいっ
その瞬間、頬を膨らましたままそっぽを向かれ…
私はテンパった。
ケイト「ごめん!ごめんったらあ」
クレハ「赦しません」きっぱり
ケイト「何でもするからあああ;」
クレハ「赦しません!あなたのためです!」
ケイト「胸が痛いよお…やりきれないよお…」ぐすぐす
クレハ「自業自得です」
ケイト「ばっさりとおおおお;」
どこらへんが私のため!?;
そう思う最中、答えはすぐに返ってきた。
クレハ「それよりもあなたが…
あなたらしく生きていられる方が、私は幸せです」
ケイト「うっ;
クレハあああああああああああああああああああああああああ;;」びゃあああああああ
クレハ「またあなたはすぐ泣く!!」
ケイト「だって;
だっでええええええええええええ;;」ぐすぐす
クレハ「もう少し自分を」
ケイト「やだああああ;大好きだああああああああ;;;;」
ひしぃっ!!
クレハ「暑苦しい;」
ケイト「愛してるうううう;
ずっと一生、何があっても愛してるううううううう;;」
クレハ「私もです」さらり
ケイト「ぐすっ…ひっく…え?(驚」ぐすん
クレハ「私も愛していると言ったんです。
おそらく…
何があっても、この気持ちだけは変わらないでしょうね」微笑
やれやれと言ったように、苦笑交じりに笑う顔は…
この気持ちは本当だと、言っているようにも見えた。
その瞬間、感情メーターも涙腺メーターもぶっ壊れた。