第11章 別れ
~おまけ・終~
・後悔
アスナ「よかったね、ケイトちゃんが生きてて」にこにこ
キリト「ああ…所で……」
アスナ「?何?」
キリト「ここで寝るのか?;」
アスナ「…ダメなの?」
キリト「いや…ダメってわけじゃないが;」しどろもどろ
目を逸らしている理由はこうだ。
アスナが、ナイトキャミソール姿をしているから…
今まさに、目のやり場に困っている。
でも本人が全然気にしていないから言い出しようがない;
アスナ「……私ね、ケイトちゃんが死んだって聞いた時…後悔したの」
キリト「え?」
アスナ「もっと一緒にやりたかったことが、たくさんあったから。
勉強も、遊びも、息抜きも…全部、あの人に教わった。
『でも私達は、ちゃんと返せていたのかな?』って…
それに値するぐらいの幸せを、与えられていたのかなって不安になったの。
と同時に、もっとやっていればって後悔が訪れた」
キリト「…そうだな」
その言葉に、俺は素直に頷いた。
俺も、同じことを思っていたから…
アスナがずっと、泣き暮らしていたことを知っていたから……
アスナ「私…
また会えたら、もっとたくさん一緒に居たい^^
もっと色んな所を見に行って、いっぱい遊んで、それと同じぐらい勉強して…
沢山の時を、一緒に過ごしたい//」微笑
キリト「ああ。俺もそう思うよ…」微笑
アスナ「もちろん、キリト君も一緒にね^^」ふふっ
キリト「ああ。その日が楽しみだな^^」
ぎしっ
アスナ「おやすみなさい//♪」ぎゅっ
キリト「いっ!?////(おろおろ)
お、おやすみ//」どもりまくり
裾を掴まれながら、幸せそうに両目を瞑って寝ていた。
先に言わなかったことを後悔した…
目のやり場に困る&しかも距離が近過ぎて寝息があああああ!!!////;
その日、一日…俺が眠りにつけることはなかった。
キリト「こっち向いて寝ないでくれ!;寝れない!!;)
っ!!;
(寝息がかかって!!////;
というか平然と寝ないでくれ!!!・・//;(あせあせ」←背を向けている&初めてのことであせりまくっている
アスナ「すやすや)…//」←とっても気持ちよさそう&安心しきっている
同じ部屋のベッドに居ながら
その互いの状態と光景は、まさに対照的だったらしい。