第47章 神武器
スグ「気持ちを一つにして、いっくよー!!」
びゅんっ!
ケイト「ひっ!」がたがた
スグ「慣れるまでは怖いよね?実はね、私も最初は怖かったんだよ?
でも、飛んでるうちに段々となれてきてもっともっと早く!って思うようになったの!
だから、頑張ろう!少しずつでも慣れていこう!^^」
ケイト「…うん!」微笑&頷
スグ「慣れたら言ってね?少しずつ飛ばしていくから!」
ケイト「うん!」ぎゅっ!
その後、段々と慣れてきたのか少しずつスピードが速まっており…
スグ「うんうん。イイ感じ!」
ケイト「う、うん。ちょっと慣れてきたかも//」←嬉しそう
キリト「よし飛ばすぞー!」←もっと飛ばしたい人
びゅんっ!!
スグ「ちょっと!お兄ちゃん!?
ケイトさん怖がってるから!;」
ケイト「ひぃいいいいいいっ」
ですが、心拍数による緊急ログアウトというか強制ログアウトには至らなかったようで…
ケイト「なんか…楽しかった!
クレハと光で追いかけっこしてた…あの時の楽しい思い出が甦ったんだ。
そしたら不思議とさ…全然、怖いなんて感じなくなったんだよ。
ありがとう…お陰で、頑張れた!」
そんなこんなで、大分と慣れたこともあってそのクエストは無事にクリアできました。
それにしても、参拝の時のミーへのあの言葉が一番衝撃的でしたね。
ケイト「いい?ミー。
神様はね、私達を絶えず見守ってくれているんだ。
力は働き掛けたりはしないよ?でも、そのお陰で至れていることだってあるんだ。
自分の力で動き出さなきゃ、何事も叶えられはしない。
助けを求めなきゃわかってくれないし、逆に嘘だって責められることだってある。
それでも…私は、ここまで生きてきて良かったって心から言えるよ^^//
だって…そのお陰で私は、ミーに出会えたんだから。
だからお参りの時には必ず祈るんだ。
「いつも見守って下さりありがとうございます。昨年はお陰で助かりました。どうか今年もよろしくお願い致します」って言うんだよ?」
参拝は滞りなく猫のミーにもでき、無事に終わりを告げました。