第43章 お泊り・2日目
クレハ「いよいよですね!」
ケイト「そうだね!」
私達はイベントクエストの「雪山と化した迷宮のてっぺん」
すなわち頂上に居ました。
そこから下へ滑り降りながら素材を回収し続けるというクエストなのです。
ですが、一つだけ問題が…;
クレハ「…あの…;」
ケイト「何?」
クレハ「そんなにべったり引っ付かれたら滑れないんですが;」じと目
ケイト「いいじゃん、別に。ね?」
ミー「み」ごろごろ←ケイトの懐の中でお眠中
ケイト「そうだ!死地に赴く前に、1つだけ言い忘れていたことがあるんだ!!」
キリト「え?どうした!?;」
ケイト「あの時突き飛ばしてごめんね、キリト!!」
キリト「…え?;いつ?;」←覚えがない
ケイト「あの時だよ!いじめっ子襲撃事件!;」←1444ページ参照
キリト「いや…あれは状況を考えてもしょうがないことだろ;護ろうとしたわけだし。
というか…逆に邪魔になって;」
ケイト「そんなことないよ。嬉しかったし!
でも…もし怪我したらってどうしても考えちゃって…;」しょぼん
キリト「そんなの気にするなよ(微笑&ぽんぽん)
俺達を護りたくてしたんだろ?ならそんなに気に病む必要はない。
どちらかと言えば、あんなに怒ってくれたことが正直嬉しかったぐらいだからな^^」くすくす
そう頭に手を置き、撫でながら笑いかけていました。
ケイト「そっか…ありがとう^^」
キリト「礼を言うのはこっちの方だ。
俺が思うに、君のそれは愛情表現なんだと思う。
愛しているが故に傷を付けたくないって奴。
君の場合はそれが特に顕著だから、余計に気にするんだろ」
ケイト「なるほど。そっか」
あの…何で私の胸や尻に手を伸ばしながら返事してるんですか!//;←未だ離されてない人
キリト「ああ。
まずは、それを一々深く気にしないこと。
そうすることに慣れないとな。
君の場合はどう見てもし過ぎなぐらいだから^^;」
ケイト「そうだね…気を付けるよ!」頷&微笑
私にも気を付けてもらえないでしょうか…?;