第42章 お泊り・1日目
クレハ「その前から愛しています。これからもずっと変わりません。変えさせません」
ケイト「愛してる…大好きだよ、クレハ」ぎゅううっ
クレハ「私もです。
ケイト…謝るのは私の方です。
取り乱して、伸ばされた手を弾いたりしてごめんなさい」
ケイト「ううん。私が悪かったんだよ。
気付かずに、ずっと苦しませてたんだからっ;」
クレハ「いいえ。私の方こそ苦しませてしまいました。
わからないのにわかれと、説明もなしに理解を求めて…
想っているからこそ通じ合うなどと、浅はかな考えをしてしまいました」
ケイト「ううん。私だって察せなかったから悪いんだよ。
表現だって拙いし、思ったことを口に出すしかできないし」
クレハ「いいえ。私の方こそ言葉が足りず、理解にまで苦しませてしまいました。すみません」
ケイト「ううん。私だってクレハのことをこんなにも泣かせて赦せないよ自分が;」
クレハ「いいえ。私の方こそケイトが苦しんでいるのに、その状態でも変われと余計苦しむようなことを」
ケイト「ううん。私の方こそクレハg
ってだーもう!!しつこい!!
私の方が悪いって言ってんの!クレハは悪くないの!!」
クレハ「いいえ!私の方が悪いんです!!
私にもまだできることはありました!」
ケイト「ううん!私が悪いの!
想像力が足りなくってこんなけすれ違ってたことさえも気付けなかったんだから!苦しめて泣かせた私の方が絶対悪い!!」
クレハ「いいえ!私が!」
ケイト「ううん!私が!」
クレハ「私が!
ケイト「私が!
クレハ「私!
ケイト「私!
以下略、数分間エンドレス……
気付けば息は荒れに荒れ、肩で息をするまで激しくぶつかり合い続けていました…;
テロップ『もう小学生並の口喧嘩だ』