第7章 涙と決意
ケイト「最近12人入ってきて、ちょうど2000人超えたんだ。
ギルド専用のストレージでアイテムを共有化できるからさ。
ある一定数料理が減っていたら、すぐに料理を作ってからストレージへ入れるようにしてあるんだ」
キリト「へえ。出来上がった状態のまま保存できるのか」
ケイト「うん。これで待ち時間を省ける!(拳握」ぐっ!!
『なるほど』苦笑&汗
要するに、食べたくなった時にすぐ食べたいのね…
私達は合点がいって、苦笑交じりに頷いた。
アスナ「副団長…Gleick?」
ケイト「グレイクね」
キリト「へえ。そう書くんだな」
ケイト「ついでに、団員達がどこにいるのかも見れるんだ。
おまけに、危なくなったら緊急召喚で呼び寄せることができる!
だから予め、緊急の時には私に連絡するように言ってるんだ」
キリト「便利だな。
他にも同じパーティーでプレイしたら僅かに戦闘力が上がったよな。
メンバーから自動的に一定金額の徴収ができるらしいけど、そこらへんはどうしてるんだ?」
ケイト「しない!」きっぱり
『…え?』
ケイト「だってさあ。
働いてもらってるから、こっちとしては給料あげなきゃいけないのに…
逆にお金取るってのはどうなんだ?って思うんだ。
だから取らん!」
アスナ「変わってるわね…」
キリト「そういう考え方の人もいるってことだろうな」苦笑
ケイト「でもって、危なくなったらすぐギルド倉庫に入れてある回復結晶を使うように言いつけているんだ。
あ、一つ減った」
キリト「へえ。一体何個入れてるんだ?」
ケイト「5000個」
『5000個!!?』
信じられなくて聞き返す中、当の本人は動じていなかった。