第40章 窮地
はっきりと話すことにした。そうでなければ伝わらないと思ったから。
「!
…ええ。知ってるわ…例のデスゲームでしょう?
それよりも何で…BoB大会に出ていることがわかったの?」
ケイト「うん。霊感」
「それだけで片付けられるわけないでしょう」眉ひそめ
ケイト「そんなこと言われてもそうなんだから仕方ない。
というか…知ってる?勉強の時は教えてくれないんだよ?全然教えてくれないんだよ!!?
「自分の力でやらないとダメだから」って、「頑張れ」って言われるだけなんだ!!全く教えてくれないんだ!」
「そこはそうでしょう;」
ケイト「だよねえ;(溜息&肩落とし)(がっくし)
ちょっとだけ…教えて欲しいなあなんて思った時があったけど、ダメだったんだよねえ;中学生の時に。
話し相手にもなってくれてさ、まず主護霊様からあの世の仕組みとかを聞いて、神様からたまに助言がないか尋ねたりしてね?」
「神様も主護霊様も案外普通の人なのね」くす
ケイト「そうなんだよ。私の主護霊様はとっても優しいよ。
でも神様はとっても優しくてとっても怖いよ?必要ないって判断したらズバッだからね」
「ズバッて…;」
ケイト「殺しちゃうんだ。この世に要らない存在だって。そこが怖い所なんだよね、唯一の」
「…そう、なの;」
ケイト「でもねえ…霊感ない奴に限って霊感商法とかやり出すから腹立つよ!
そのせいで本当に持つ者は訝し気な眼を向けられるからさ!」ぷんぷん
「確かにたまったものじゃないわね…
BoB大会だとわかったのは、主護霊様か神様に言われたからなの?」
ケイト「うん。まずはあの男に「気を付けなさい」って言われた。
それから「BoB大会」って、なんか必死に何度も伝えてきたからさ」ぽりぽり
「…そういう感覚なのね、霊感って」
ケイト「うん。私としてはすっごく嬉しいよ^^
神様、主護霊様、ありがとうございます。
お陰でこの人を助けられたし、危険を回避出来ました」合掌&お辞儀←お祈り中
「…信心深いのね。私には聞こえないから」苦笑
ケイト「でも欠点があるんだよ」
「?そうなの?」
ケイト「うん。無意識の内に人の邪気とかを感じたりして辛いんだ;」ずううん
「そう…そっちもそっちで、大変だったのね」
あ、ラフィンコフィンの言おうとしてたのに本題ずれた;