第7章 涙と決意
血盟騎士団で、私は団長へ休暇届の件について話していた時
私はその想いと共に、拳を握り締めていた。
ヒースクリフ「…気合が入ってるね;(汗)
(真っ赤な炎が団服に映えている」
アスナ「あ、はい!
今日はケイトちゃんとキリト君と一緒にレジャーランドに行くんです」
ヒースクリフ「なるほど。
だから休暇届を出したんだね」
アスナ「はい!^^
今日が楽しみで♪」にこにこ
ヒースクリフ「そうか…楽しんでおいで」微笑
アスナ「はい!では失礼します!」ぺこり
それから私は、まずは集合場所である11層主街地区・タフトの転移門に向かった。
すると、先にキリト君が待っていた。
キリト「やあ」
アスナ「おはよう、キリト君。待った?」
キリト「いや、今来た所だ」
そう笑い合う中、少し遠くから叫び声が聞こえてきた。
ケイト「あと1件!あと2件~!;」
グレイク「増やしてどうするんですか!!;
そりゃ確かに忙しいですけど、約束が先でしょう!?」
ケイト「でも~!;」
グレイク「手分けしてやってますから!!;」
その方向を見ると
グレイクさんが転移門へ向けて、ケイトちゃんの背を必死に押していて
そしてケイトちゃんは仕事を完全に終わらせなければどうしても落ち着かないのか
必死に抵抗していた。
ケイト「でも私より遅いじゃん!!;」
グレイク「それはAGI全振りしてるからでしょ!?
俺達は数で補い合いますから!何のための班編成なんですか!?
2人1組で組んでる上、3組で1班としてチームでしょう!?
そのおかげであなた一人よりも早く済ませれるようになったんですから!!」
ケイト「うっ;そりゃそうだけど」
グレイク「ほら、約束の時間まであと10秒!!」
ケイト「…いってきます;」しょぼおん
グレイク「俺達が責任もってやっときますから安心して遊んできて下さ~い!!
根詰め過ぎなんですよバカマスター!!!10日徹夜にサヨナラしろぉ!!」ぶんぶん
ケイト「ほい;」
手を振りながら叫ぶグレイク副団長に
ケイトちゃんは肩を落としながら小さく手を振って、私達のもとへ走ってきた。