第38章 月例大会
効果を教えた後、その後で当然の言葉が返ってきました。
キリト「そりゃ出禁にもなるだろ;」
『うんうん;』二度頷
ケイト「でも代わりに、始める前の『パフォーマンス』として出て欲しいって言われた。
クレハと私の戦いだよ(シュッ!シュッ!」シャドーボクシング←既に楽しそうに笑ってる
クレハ「さぞかし楽しい戦いになりそうですね」にっこり←ケイトと同じ気持ち
ケイト「でも魔法いくら使っても減らないってのは立派なアドバンテージだよ」
クレハ「その上、頭でイメージするだけで出てきますからね」
ケイト「さらに出した魔法を超高圧縮するよう操作できるようになったし
もともと魔法の威力倍加効果があるけど、それらさえも上回れるかも!」キラキラ
クレハ「そうですね!もっと派手なパフォーマンスも考えねば!」キラキラ
ケイト「打ち合わせに関しては任せて!全部忘れる自信があるから!」
クレハ「英語を教えた時のようにみっちりやりますのでお気になさらず!」キラン
周囲『……………;』
キリト「た…楽しみにしてるよ^^;」ただただ苦笑
クライン「俺達とは目指す所も次元さえも違うなあ;」
私達にとっては互いがライバルともいえる存在となり、とても有意義な時間を過ごすことになっていたのですが…
周囲にとっては「遥か次元の彼方」にも値する差を感じ、何とも彼とも口を挟みようがないという感じになっていました。
ちなみにキリト達のLUSRの効果は私達とは違っており、装備さえ外して倉庫に入れておけばカードを挿したことによる効果は表れないとのことでした。
なのでそれを使わないという条件下での制限となったそうですが、何ら悪影響はないようです。
しかし私とケイトの場合はそのようにしたとしても効果が全く解除されず
《真の主》として認めるイベントクエスト自体、「神速格闘術の光」を会得している者のみに与えられるもので、それをクリアしたことによるものだと知りました。
イベントクエストで真に主と認められた=クリアした者のみに与えられる特権とのことです。
その報酬は、信じられないほどの強大な力と、それがどうあっても解けないことでした。
ただ、レンと天狐が規格外(神)故の「えげつないチート効果(効果は1295ページ参照)」を得たことは言わずもがな、周知の事実と化しました;