第36章 質問コーナー
「こいつの素材はツル。つまり弦として使用できそうだ。
リュートやら楽器を作る奴等に売るとして相場は…出回ってないことを想定して、大体3000コルくらいかな。
これは今までにないタイプで最も滑らか、裁縫での毛皮や革の鞣しとしても使える。
弦として使わなくても調音…つまり音の調整にも使いやすく、重宝されるだろう」←音楽スキルコンプ者
アルゴ「楽器の奴等から是非って話ダ。売るカ?アーチャン」
アスナ「はい!」
アルゴ「ちなみに情報としても売りたいからそれも込みで総合5000コルってことでどうダ?」
アスナ「う、うーん…」ちらっ←経験ない人
キリト「ああ。それぐらいで十分いいと思うぞ?
俺なんて総合3000コルで手を打たれたことがあるからな^^;」
アルゴ「それは汎用性が少ないからダ」
キリト「結構手痛いな;あれはあれで出にくいんだぞ?」
アルゴ「確かに中々レアなものだが一つにしか秀でてないから何とも言えないナ」
キリト「それを手厳しいって言うんだって;」苦笑
アスナ「わかりました!売ります!」
アルゴ「マイドアリ!^^♪」
情報部には常に一つの分野にカンストした人達がおり、相場の相談を受けた際に値段を決めることが多い。
おまけに、今まで見たことが無いものを見せに来るだけでもコルをもらえるので重宝される。
及び、ギルド同士の提携もまた仲介人を介して行うこともあるので
スキルに伴う新たな仕事をしたい場合、フォロー課の仕事紹介所(レジャーランド9~11階東)
新職業として登録をしたい場合は情報担当部(アルゴの店等)で行われる。
仲介人ギルドは後に総勢50人を越しました。
このようにありとあらゆる職業に振り分け、規定を決め、護らせることで社会を循環させていきました。
レジャーランドは入場につき100コル必要だが、後にレジャーランドの年間宿契約で3万コル。
3万コル/365日=1日につき82コル払いの「お得パック」ができた。
それに伴い、レジャーランドの宿泊客が増えて地下施設も加えて増築することになったのは言うまでもありません。
そのような活用方法なども考案して無駄なく生かし、全員が各々したいことで生活でき、なおかつその上で楽しめるよう工夫を施し続けていました。
それらの功績によって、大統領と呼ばれることになったのです。