第35章 結婚式
クライン「…あーあ。こりゃ確かにクレハじゃなきゃ無理だ。
俺一人じゃ…あんな風には変えられなかっただろうしなあ。はあ~あ~」溜息&肩落とし←敗北感に沈んでる人
キリト「よかったらまた飲みに付き合うぞ?」ぐっ←そっとクラインと肩を組む人
クライン「俺達ケイトに振られ組だもんなあ」ぐっ←同じく肩を組んだ
キリト「その括りで一緒にされたくはないな」苦笑
クライン「あん?振られただろお前も!」
キリト「いやいや。俺はケイトにとって弟だから。家族だから」
クライン「んなもん屁理屈じゃねえか!;」
キリト「クラインはどちらかと言ったら近所の弟さんぐらいにしか思われてないだろ?
異性と認識した最初の人だろうけど、クレハへの想いの方がそれを上回ったんだからさ」
クライン「うっせえや!(ぷんぷん)
それだけ(クレハが)特別なんだってことは、俺が一番よく解ってんだよ!
クレハがいる時は…いつも俺を見てなかったからな…」遠い目
キリト「…そうだな(遠い目)
いつも…クレハがいる時は、クレハにばっかり目がいってたもんな」←少し涙目になっている人
クライン「ぐすっ」
キリト「今夜は一杯飲もう」
クライン「ああ、そうだな!」ぷるぷる←既に泣いてる
キリト「でも、ケイトも一度は振られて…それでも捨て切れなかったんだ。
結ばれたことを祝福しよう。結婚式でおめでとうって言えたようにさ」
クライン「わぁってる!今は俺の幸せに走らせてもらうぜ!!
コック姿可愛かったなあ//」でれっ
キリト「おいおい;」
クライン「少しぐらいいいだろ?
あいつは凛々しい部類っていうか…初見では男だと思ってたっつぅか」
キリト「まあそうだな。アスナの方が似合ってたな//」ぼそっ
クライン「おいおい、お前の初恋はその程度か?」じと
キリト「い、いや…今はアスナにぞっこんというかなんというか//」ごにょごにょ
クライン「うんうん)そうだよなあ。
浮気みたいに感じられて別れを切り出されるかもしれないしなあ」腕組&二度頷
キリト「なっ!//;」
道中にそんなやり取りが行われているとは露知らず
その頃にはスポンジケーキの1層部分にクリームを塗り終え、パイナップルやバナナを乗せ終えた所でした。