第35章 結婚式
そう沈み込むキリトの肩を乱暴に叩きながら助言する人が現れました。
バシィン!
リズベット「別にいいじゃない^^
私なんて…商魂たくましいって太鼓判急に押されちゃったわけだし;」
アスナ「ま、まあまあ^^;」
リズベット「アスナはいいわよねえ。なんたって貴族なんだもの!室町時代の」
シリカ「あはは^^;どこか上品な雰囲気醸し出してますものね」苦笑
リズベット「あんたなんてもっといいじゃない!農家の娘って!
しかもスイスって何よ!;そりゃ物価が高いかもしんないけどね!結構自然でのんびりしてるじゃないのよおおお;」
シリカ「お陰様で動物が好きな理由がわかりました^^♪」
リズベット「しかも…グレイクは女性で死んですぐ生まれ変わったってどうなのよ!!;
死んでからすぐ未練と共に生まれ変わったって!!;ほとんどないらしいじゃない!;」
グレイク「梅干しとお茶が欠かせないほど好きなんだよね^^;」
リズベット「聞いてないわよ!!;」
クレハ「段々とヒートアップしてきましたね;」
リズベット「クレハなんて天皇じゃないのおおおおおお!!!!;」
クレハ「いえ、性格には天皇の子で天皇になっていたわけではありません。
実際、ならないまま死んでいったようなので。
ただ単に天皇の子として恥じぬよう学べるものは学び続けていただけです」きっぱり
リズベット「それだけで十分嫌味に聞こえるわよ!;気品溢れる麗しき男性さん!!」ごぉっ!!←嫉妬&哀しみフルバースト
ケイト「じー)…」
直葉「びくっ!!)!?(顔覗き込まれてる!?;」ドキドキ
ケイト「直葉の方は少し古い時代だね。本職はやっぱり違うんだ」
『へえ』「どんな?」
キリト「やっぱり騎士なのか?」
直葉「え?;」じと目
ケイト「ううん。
騎士というか剣術を習ってたのは今世が初めてのはずだよ。
靴作りというか、小物とかを作っているイメージが鮮明に浮かぶね。
これは…イタリアの地中海が見えるとこかな?
高台みたいな少し高い場所に白レンガ造りの家があって、窓からの見晴らしがよくて海と白レンガで作られた街並みが見渡せる。
これは…ヴェネツィアだね」
随分と詳細まで見ましたね。
私達の時も街並みから見える光景まで全て説明してくれましたっけ…(遠い目)←教えてもらった当時のことを懐かしんでる