第35章 結婚式
ケイト「ごめん、この際言うね;」
クライン「ああいいぜ!こんちくしょう!;」嘆き中
ケイト「クラインは前世、パトロンだったんだよ」
直葉「え?それって何ですか?」
クライン「あの当時、知らないなんて言われて調べ回ったぜ、辞書を;」
ケイト「でもヨーロッパ中世だってわかったからちゃんとした意味を絞られたじゃん。
芸術の分野において財政支援をする人」
直葉「凄いじゃないですか!」
クライン「いいや、全然すごくねえ;だってこんな風に比喩されるんだぜ!?;
「水に溺れてもがいている人を何もせず眺めていて、その人が岸にたどり着いたら助けようとする者である」
そんな比喩されて誰が喜ぶかあああ;」
直葉「ルネッサンス時代への幾進に繋がったのなら喜ぶべきじゃ…;」
クライン「悪いけど俺はすぐ飛び込んで助ける派だ!!;」
リズベット「どっちにしろ助けようとしてる時点で同じなのにね。
そっくりそっくり^^♪」
クライン「言うな!;(ぐすんっ)
俺ぁどちらかって言ったら武士がよかったんだよ武士!;」
『うんうん)気持ちはわかる』腕組&二度頷
ケイト「リズだって前世は商魂逞しい男だよ、オランダ。日本でいう所の江戸時代。
一度日本に来たことがあったんだよ」
リズベット「はいはい知ってるわよー;」はああ←肩落とし
直葉「何か想像がつく…;」
ケイト「VRだったから最初はみるの苦労したんだけどね^^;
えっと…直葉は…男性だね、踊ってるのが見える。これは…外国か」
直葉「ええ!!?」
キリト「おお!よかったな、スグ!」
直葉「う、うん…よかったの?かな;」
キリト「俺は…女の上、フラメンコだったから;」ぐすっ
直葉「それってもっと想像つかないよ!!;」
ケイト「住んでた場所は池のほとりの自然多い場所だったじゃん。ちょっとうらやましい。
戦争もない時代だったし、釣りだってやってたじゃん」
キリト「うん。それはそうなんだけどさ…役場で歌ってフラメンコ…;」ずううん
そう言えば聞いた当初もひどくショックを受けてましたね。
期待外れだったのかもしれませんが…;