第34章 アメリカ到着
叔父「そろそろ着きますよー」
その報せを聞いた時、ケイトはふと思い出したように言い出しました。
また下らないことのような気しかしませんが…;
ケイト「あ!!ディズニーランドの前で戦隊もの写真撮ってない!!」
クライン「そこで思い出すなよ!!;」
キリト「頼むから今度は別のポーズで頼む!ダンスもなしで!!
もう目立つのは勘弁!!;」両手合わせ
アスナ「そうよね!普通の集合写真でいいと思うわ!」こくこく←必死
ケイト「なんなら組体操でも!!」
『もっと目立つわ!!!;』
直葉「せめてもう少し目立たないポーズ思い浮かびませんか?」
ケイト「旅の記念に一生忘れられないものを残すのは当たり前だ!!!(ふんすっ!」きっぱり&腰に両手当て
『汚点になってんだよバカ!!!!;』←総意の一致
ケイト「大丈夫…後で楽しかったなって笑ってられるよ^^」
クレハ「それはそうかもしれませんがやはりやめて下さい;」
シリカ「そうですよ!せめて自然体か、もしくは!」きっ!!
『?』←シリカのあまりに真剣な表情に視線が集まっている
シリカ「パルクールのあのジャンプでポーズを決めたいです!」
キリト「ああ、それはありかもな。カッコよかったし」
アスナ「綺麗だったものね」微笑
リズベット「ならどう見えるように写真撮るか決めとかないとね」
ケイト「クレハ、ハートの形になるようパルクールジャンプを上で決めよう!」
クレハ「そうですね。他の方は下の方で各々やりたい形でやってみればいいかもしれません」微笑
グレイク「まずはジャンプの配置を決めよう。
二人が上でハートを決めて
俺とクライン、キリトとアスナ、リズベットとシリカで分かれて各々好きな形を作ればいいかと」
クライン「そうだな。ジャンプの時どんな形にする?」
リズベット「う~ん、やっぱりディズニーならではの形がいいわよね」
アスナ「あ、どうせなら今年のディズニー映画で出たポーズを皆で一緒にしない?
クレハさんとケイトちゃんは上空ハートなら、余計に映画みたい!」
『さんせーい!!』挙手
その私とケイトの満月をバックにした写真を見せつけるように提示しながらの「シリカの言葉」に対し
周囲もまた「そんな写真なら」と、ノリノリな雰囲気へ変わり
結果、一生忘れられない最高の出来の写真が残りました。