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白い流星【ソードアート・オンライン】

第34章 アメリカ到着





ええ…風呂で見た時に気付いていましたとも。


異様なまでに…例えるのならば、ドラゴンボール超のケールの超サイヤ人並みに鍛え込まれていて。

そこに脂肪がほんの少しだけ付けられた感じで、胸はでかくって
長さ的にはGでも、実際のブラのカップ数はDでしたがぴっちりで気分が悪そうでした。


ケイトが言うには、締め付けるそれが苦手だそうです。

だからこそぶかついた服装やブラトップを好んでおり、急所に攻撃が当たり辛いだろうとの狙いもあるのだそうです。

外の気を感じやすくする為だとか、風が入ってきやすい方が嬉しいとか色々理由はありましたが…



早い話…暑いのが苦手で、寒いのが好きなんです。

夏よりも冬が好きだと言っていましたし、冬生まれですからね。


だからか、寒いはずの夜風の中でとっても嬉しそうにはしゃいでいます。

空気が多少乾燥しており、むんむんとしていないからかそれこそ楽しそうに…



それを細目で見やりながら、ディズニーランドを駆け回って制覇しました。


その日はたまたま0時までやっているエリアがあり、

そのエリアを硬気功パルクールで駆け回って全て制覇したという感じです。



硬気功のそれを用いると、それだけで移動距離が随分と伸びたようにも感じました。

でも他の方には使えませんよね…残念です。


そう考えながら、空中でパルクールと共に写真を撮ったり

パルクールで宙を舞う様子を撮ってもらったり

キャラクターと写真を一緒に撮ったり等々…


普通では楽しめないはずの想いができ、とても喜ばしく感じました。



ケイトもまた同じようで、念願のその場所に来れたことをホテルの部屋に帰ってからも

風呂でもベッドでもあまりに嬉しそうに語り続けるものだから…


若干うるさく感じたので、キスで口を塞いだ状態のまま寝ました。



真っ赤になったかと思ったら硬直し、慌てながらも結局は離そうとせず

その日に感じていたはずの悩みはその日の楽しさや興奮の中に消え、落ち着きを取り戻していました。




問題の先延ばしと感じられるかもしれない。

それでも…この時間が少しでも続けばいい。


少なくとも私は、そう思いました――



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