第33章 アメリカへ
クレハ「それは協力するという意味ですか?」
アスナ「ええ!
だって…私も、ケイトちゃんのお陰で助けられた側だし。
私だって助けたいし、ケイトちゃんの力になりたいから」微笑
キリト「ありがとう、アスナ。助かるよ」微笑
シリカ「私だって同じです!」
リズベット「言うまでもなく右に同じ(挙手)
というか…オレンジギルドの人釈放する代わりに、常に命光板の光へチェック入れて常に見張るなんて…
普通の人なら考えつかないわよ?」
クライン「うんうん。本を見た時、俺も驚いた。
運動会イベントで何気に全員参加してる時、若干違和感感じてたんだよなあ。
本読んでから知ったしよぉ」
グレイク「政策としては在りだと話に出てきたので。
俺も、師匠には大変助けられてきましたから。クレハにも。
たくさんの人に会わせてくれて、本当にありがとうございます^^
お陰で、希望を持てるようになりました!」
キリト「そうだな…
白の鳳凰は、大人数の割に凄い結び付きで繋がり合ってて…
とっても居心地が良くて…もう一つの家族みたいに感じたな^^」
アスナ「ええ^^」
シリカ「はい!」
リズベット「そうね…鍛冶仲間も結構多かったわ」微笑
クライン「俺は所属してねえけど…
提携先で付き合わせてもらった時、すんげえ居心地よかったぜ?」
グレイク「行く場所もなく、絶望していた人が多かったですからね。
俺だって絶望して自殺しようとしていた時、師匠に助けられたんです(266ページ参照)。
「お前が…大事だからだ」っていきなり言われて、何も知らないくせにって一瞬思った。
でも…それ以上に嬉しかった。
「お前の方が大事に決まってんだろうが!!」って離さないでくれた人がいたことが、とっても嬉しかった。
俺にとって初めてのことだったから、余計に…
俺に生きる道を示してくれて、死に物狂いで助けてくれて…
俺にっ
人の温もりを教えてくれて、本当にありがとうございますっ^^」涙
ケイト「助けられたのはこっちの方だバカアアア;;;
ありがとおおおお;」涙
この在り方もまた、私の家と同じ。
助け、助けられ、再び助け、また助けられ、絆を紡ぎ合い、繋がり合い、結束していく。
涙に次ぐ涙に、涙ながらの吐露に…私達は号泣するばかりでした。
到着後の出来事は新章にて――