第33章 アメリカへ
ケイト「ちょっと待って!!ツッコミ所が色々ある!!!;」
クレハ「?何ですか?」
ケイト「まずプライベートジェットって何!?;」
クレハ「お婆様が残して下さったものです。
アメリカから嫁入りする際わざわざ出向いていただき、その時に所有していたものを受け継ぎました」
ケイト「なんですと!!?;」
クレハ「お婆様の遺したジェット機をこのまま寂れさせていくのも不本意なので
孤児の中でも技術を学んだ方に助けてもらう形で、会社も立ち上げられました。
その結果、それを改良し続けたことで今の機体となりました。
全長39mで人数制限がクルー2名と乗客20名の22名、中にはバスルームとシャワーやベッドにトイレもあります。
羽田からロサンゼルスまで3時間半かかり、最高時速2550kmのマッハ約1.8。
自家用ヘリもまた当会社が実験用に作って下さったもので、完成したものを貰い受けました。
全長30mで人数制限がクルー2名と乗客18名の20名、最高時速425km。
ここから羽田空港まで約141km離れていますが、約20分で着くかと。
他に質問はありませんか?」
ケイト「………」唖然←燃え尽きている
キリト「2日目と3日目の予定が雑過ぎる!;」
クレハ「それは時差があるので、その各々に合わせたスケジュールをすべきかと思いまして。
ディズニーランドで過ごすというのもありですよ?
叔父様のホテルはそのすぐ近くですので」
『おおー!』
ケイト「…ディズニーランドの挙式って一体いくらかかるの?;」
クレハ「ディズニー・フェアリーテール・プレミアム・ウェディングですね。
2名料金、108万5000円です」
ケイト「ひいいいいいい;」がくぶる
クレハ「ディズニーランドの2.5日パスポートを予め手配しているので遠慮なく使って下さいね?」
リズベット「よぉし!着いたら即観光!ディズニーランド巡りね!」
シリカ「はい!」
キリト「そう言えば許可を取ったんだったな…;」
アスナ「それにしても…本当に凄い…;」
直葉「大金持ちの世界みたい…;」
ケイト「もういっそ飛龍財閥と呼んではいけないだろうか…;」←ついていき切れてない人
そんなこんなで説明を終え、無事旅行計画もはっきりと決まりました。
無論、クラインとグレイクも来るようです。