第5章 開拓者
~おまけ~
・第4層ボスに使っていた、水鉄砲
見た目はバズーカで、長さは2m弱、筒の大きさは直径30cm。
現在はレジャーランドのプールの近くに固定されている。
しかし、撃つまでに手間がかかる。
だけど当時、ケイトのAGIが高いからこそ連射ができていたようだ。
水の中で動きの補助にも応用していた。
ただ、威力が強過ぎるため大変だった。
撃った後ではバズーカの上部分にレバーのような棒がある。
これが撃つ際の威力を調整するもので、260度まで引ける。
・手順
最初に発射口を水の中にいれてから、バズーカの後ろ側にあるレバーを引き上げる。
(バズーカの上部へ平行になるまで)
↓
水の中で一度引き金を引く。
↓
レバーを再び手前へ引き寄せる。
(角度で威力調整、限界は260度)
↓
引き金を引く。
↓
発射。
という感じだ。
・仕組み
まずは、水を撃つ発射口を水の中へ入れてから
バズーカの後ろ側にあるレバーをバズーカの上部まで移動させる。
それにより筒内にある壁が一番後ろ際までスライドされ、水が筒内へ入れられる。
それから水の中に入れたまま引き金を一度引くと、バズーカの内側に収納されていた分厚い壁が発射口へ被さる。
それにより空気が入らず、筒内の水が外へ出ないように密閉される。
上のレバーを手前に引くことで、一番後ろ側にあった壁が発射口までスライドされる。
それにより、筒内の水が圧縮させる。
その角度に伴って発射口までの距離を調節、つまり圧縮の度合いを変えることで威力を調整できる。
(セリオン防具一式を付けてないと限界まで引けないぐらい圧がかかっている。
アスナは当時、案内係と二人係で260度(限界)まで引いていた)
最後に引き金を引くことで、発射口から解放された水が前方へ向けて凄まじい勢いで噴出。
それに伴い、最大で30mも吹き飛ばされる。
正に『大砲』といった感じだ。