第32章 新ALO
倉庫に入れていたアイテムの中に
たまたま実験用として読み取った時に録画結晶で撮ったフロアボス戦の記録が99層まであり
それを使用してみた所、無事に再生できたのです。
第1層や各階層でも使えるようにと、後々に倉庫を改装していたことが功を奏しました。
《倉庫》とは、預けた当人しか引き出せないようになっているシステムで
ストレージ以外に物をデータとしていくらでも保存しておける場所のことです。
現在では、後にケイトが作ったアイテムBOX(1044ページ参照)によって
取引不可のアイテム(530,531ページ参照)をもアイテムBOXとして入れることが可能となっています。
取引不可のアイテムとは、セリオン防具一式、、セリオン防具一式の素材集めに伴う金属から作られた武器、
インフィニティ防具一式、インフィニティ防具一式、お助け君等のことです。
破壊不可になっているのですが、その原理もまた取り入れられているので
今私達が装備している装備一式もまた、その類のものとなります。
製作方法も以前にしたのと同じ通りで、いずれにせよ無限湧きなのですが出る倍率をあげる為のアイテムを受けるのが先となっています(120,121ページ参照)。
それから素材を集めきった後、《防具製作》でセリオン防具一式を製作。
後に《武具防具強化》で強化し、それらのスキルをコンプ。
本当なら《武器強化》スキルなのですが、防具にも必死に使っていた所、派生し統合されたそうです。
《片手武器製作》がコンプした時にも似たような現象が起き、《防具製作》と一つとなって《武器防具製作》に(83ページ参照)。
《武具防具強化》《武器防具製作》がカンストした後、《鍛冶》スキルが発生。
例の出てきた金属108個を合成した上で、双短剣を鍛冶によって製作。
それに伴って《鍛冶》が《防具製作》(《武器防具製作》)と一つになり、《鍛冶製作神》となった後にコンプしました(97ページ参照)。
《双短剣》等の108個の金属を用いてのそれは防具製作の合成による手順も加わる為、普通と違う製作法となっています(85~90ページ参照)。
以上により、現在所有する武器と防具一式が揃い
それらに《邪神級モンスター》の素材もまた108個ずつ合わせたことで、伝説級武器に勝るとも劣らないとんでも性能を有しました。