第5章 開拓者
他にも4層のボスで使っていた水を放つのもあった。
その威力は、アスナが面白半分で撃った結果
撃たれた俺が8回ほど水切りをし、30m先の深いプールまでふっ飛び、一瞬意識が沈むほどである。
ケイトが金属を加工したり分解して板にしたり、それらを組み合わせて接合したり
様々な手法を駆使して、ようやく完成させた代物でボス戦の時にも助けになった。
ウォータースライダーに関してはバランスをとる修業として使ってる人もおり
深いプールでは跳躍をやってたり
腰までのプールでは床が砂浜なことからより疾走の熟練度を上げるのに役だったり
プールを堪能してから、水着も買えるらしく売店もあった。
裁縫スキル持ちの人達に、様々な種類の材料を持っていき
現実世界での衣服をどれだけ作れるかという挑戦をしていたそうだ。
素材の組み合わせ次第で変わってくるらしく、全て判明させようとしていたらしい。
キリト「なるほど。それは倒れるな;」
アスナ「ずっと忙しかった理由がわかったわ」
それから食堂へ行った時
アスナ「あの…私、料理スキル上級まで熟練度を上げているんです。
手伝う代わりに、少し割引してもらっても」
案内係「いいですよ。人手不足ですし。手伝ってくださるなら幸いです^^」
アスナ「やった!^^//♪」ぶんぶん
キリト(気のせいだろうか?
アスナから尻尾が出てて扇風機のように回りまくっている幻覚が見える;)
そう冷や汗交じりに思う中、食堂で食べてから探索した所
中にはカラオケ、温泉、図書館、ジム、体育館まであった。
図書館
現実で戻ってきた時のために、憶えてる人達に協力を要請。
勉強ができる環境・本などを作った。
他にも遊具を自身で頑張って作り、大きな建物を買い
その中でボウリング、バドミントン、バッティング、バスケ、バレー、サッカーなどなどができるようにした。
最近では、ローラースケートまで作り出したらしい。
あと他に何か作って欲しいもの、実現して欲しいもののアンケートを取る。
その結果、浮上したのが…
映画館・ショッピングモールなどなどであった。
それも叶えようと努力し続けた結果として、現在…
ケイトは過労でぶっ倒れており、ボス戦まで目覚めることはなかったという。
その間にも大盛況を見せていた。