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白い流星【ソードアート・オンライン】

第30章 ゲームクリア





まずは後衛部隊が全員ボスの真後ろという一方向へと集結、爆缶とお助け君と空圧砲による総攻撃を敢行。

そのノックバックはあまりに凄まじく、結界を一瞬で突き破って大きく前へとのけぞった。


その瞬間、前衛全員がボスの前方からスキル総攻撃。



リズとシリカがクロスの傷跡を残すよう攻撃する。

エギルが右側から左へと重い一撃を繰り出し、クラインが左側から右へと同じく重い一撃を食らわせ、最後には前方からクロス攻撃。

アスナとキリトが互いの剣を重ねるようスキル攻撃。


前衛全員が攻撃スキルを打ち終わった頃
一瞬かつ怒涛ともいえる攻撃スキルの嵐に、ボスがたまらず後ろへ倒れ込んでいく中、後衛もまたスキル総攻撃へと移る。

盾使いとなったノーチラスもまた、盾使い専用の攻撃スキルを出し
ユナもまたノーチラスの背後から飛び込み、片手剣による攻撃スキルを繰り出す。


後衛全員がスキル攻撃を出し終わった頃

ボスのHPバーは残り一本に、かつその半分にまで削られた。



たまらずボスが回復スキルを出し始め、エフェクトの木々が現れた直後
回復の手立てとなるボスの頭頂部にある核を、アスナがフラッシング・ペネトレイターで貫いて砕く。

キリトがそれと同時に、ボスへ真正面から両目を潰すようジ・イクリプスを発動。

堪らずボスは仰向けのまま、地面へ背を預けるよう倒れ伏す。


そして最後に、後衛がスキルを打ち終えるまでの間に

ボスにとって真上ともいえる天井に辿り着いた私とケイトは、そのボスが仰向けに倒れ伏す『一瞬』を待っていた。



ヒースクリフ「行け!!!」

クレハ/ケイト『はああああああああああああ!!!!!/でやあああああああああああ!!!!!』

その天井を足場に、跳躍と疾走を同時に使った光にも匹敵する速度の《縮地》で、同時にボスへ向けて跳んだ。


《縮地》、《神速格闘術》、《双短剣(双クロー)》に伴う最上位複合剣技。

その名も…!!!



クレハ/ケイト『飛流、奥義!/風月流、奥義!』

クレハ/ケイト『紅葉!!/一閃!!』


ケイトと私は揃って、最後のボスへ向けて《一閃》を繰り出した。



最後に赤く残っていたボスのHPが消え、華々しい光のエフェクトに包まれた。




残されたのは…

『Congratulations!!』という文字だけでした。



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