第4章 中華な翔ちゃん
翔side
雅紀が俺を抱き上げ、寝室のドアを開けた。
そして照明が付けられた瞬間、俺の思考回路はあり得ない速度で回転を始めた。
ここはどこだ?
日本だよな?
”どこ〇もドア”じゃあるまいし、ドア開けたらそこは中国でした、なんてことある筈ねぇよな?
いや、そんなことよりも、この状況おかしくねぇか?
なんで俺はベッドに寝かされてるわけ?
しかも下半身丸出しで、だぜ?
でもって俺の上に跨って、心配顔で俺を見下ろす雅紀。
絶対おかしいって~(>_<)
「翔ちゃん、苦しいの? だったら上も脱ごうね?」
はい~?
「い、いやちょ、ちょ、ちょっと待って~」
なんて俺の全力の叫びを雅紀に届くわけもなく…
あれよあれよと身ぐるみはがされ…
気付いた時には、俺が身につけているのは、白い靴下(注:片方)と、雅紀が用意してくれたエプロンだけで…(゚◇゚)ガーン
しかもそれだってペロ~ンと捲れ上がってるし…
この状況…超ハズイんですけど…(;´д`)トホホ…
俺は両手でエプロンの裾を掴むと、剥き出しの下半身をそっと隠した…
「どう、少しは楽になった?」
雅紀が俺の首筋を掌でスリスリしながら言う。
それが何とも、擽ったいような…、なんつーか、ゾクゾクするっつーか…(//∇//)
兎に角、気持ちイイんだよな…σ(//ω//)テヘ
その証拠に、俺の”アレ”がまた(*/▽\*)キャ