第2章 マッスルニノちゃん
潤side
ピチピチパンツを穿くのに悪戦苦闘する二宮さんに手を貸し、漸く着替えを済ませると、二宮さんか俺にペコリと頭を下げた。
礼なんていいのに…(*^^*)
俺は俺の楽しみのため…基、二宮さんの下半身のため…
いや、これも違うな…(;´・ω・)ウーン・・・
そうだ、お客様のためだ、そうだ新規会員獲得のためだ(*´∀`)♪
「あの、ありがとうございます。で、今更なんですが、お名前は…」
ん? 名前? 俺の?
アレ? まだ名乗ってなかったっけ(๑• •๑)?
「ああ、これは失礼を…。俺はこのジムで一番人気のインストラクターで、松本潤て言います。気安く“MJ”とでもお呼び下さい」
俺はジェントルマンらしく、片膝を床に着くと、ブラ〜ンと垂れた二宮さんの右手を取り、甲にチュッとキスをした。
フッ…、決まったなヽ(•̀ω•́ )ゝキラーン✧
「さぁ、早速トレーニングに参りましょうか(・ω<)-☆」
俺は二宮さんの手を引き、そのまま更衣室を出た。
「あ、あの、トレーニングってどんなことを?」
おっとイケナイ( -ω- `)フッ
肝心なことを説明していなかったようだ。
どうも二宮さんの可愛らしいさに、少々浮かれぽんちになっているみたいだ。
「そうですね、まずは腹筋を鍛えるトレーニングから始めましょうか?」
ぷよぷよの腹も悪くないが、やっぱり6つに割れた腹筋程美しい物はない(((❤´艸`)