第6章 絵描きな潤くん

｢あの…、これをどうすれば…？｣

もう、せっかちさんなんだからぁ…(;^_^A

｢んふ、まずは筆の使い方を覚えて貰おうと思ってね(・ω<)-☆｣

筆のタッチ一つで、絵の印象って変わってくるしね(^-^)

それに、筆の使い方って、基本中の基本じゃん♪

｢ああ、なるほど…｣

まちゅ潤が手に握った筆をしげしげと眺める。

おいおい、眺めてたって絵は描けないぞ(笑)

｢まずは筆先の感覚を覚えて欲しいんだけど、最初っから紙の上だと、中々身につかないから、自分の肌で試してみて？｣

｢は、はい…｣

手にした筆の先を、恐る恐る腕の上に滑らせるまちゅ潤。

｢あ…、柔らかい…(//ω//)｣

｢でしょ？(^-^) でもね、別の場所でも試してみて？ きっと感覚違うから♪｣

｢はい(//ω//)｣

腕の上でスリスリと動いていた筆先が、二の腕の隆々とした筋肉の上を通り、首筋へと移動する。

(*´ω`)ｳﾝｳﾝ、その調子♪

｢どう？ 何か感じる？｣

｢なんつーか、その…ゾワゾワするっつーか…｣

いいねいいねぇ〜、その感覚大事よ(・ω<)-☆

｢よォし、んじゃ筆の先っぽを、まーっすぐ下に下ろしてみて？ まーっすぐだよ？｣

｢こ、こうですか？｣

｢うん、そう、上手だよ(^-^) そうすると、先っぽが何か引っかかるような感じがしない？｣

｢…確…かに…｣

｢よぉし、んじゃそこでちょっと細かく筆を動かしてみようか♪｣

胸のポチッンの上で、まちゅ潤が筆を小刻みに動かし始めた。