第2章 マッスルニノちゃん

潤side


目の前で二宮さんがトレーナーを脱ぐ。

なんてことない光景なのに、このドキドキはなんだ？

これじゃあまるで若さと勢いだけで飯の食える中学生みたいじゃないか(;^_^A

そ、そうだ、少し冷静になろう、と思った決意は、

｢あ、あ、あの、コレどうしたら…💦」

この一言に、木っ端微塵に砕け散り…(๑°ㅁ°๑)ﾜｵｯ!!

｢お手伝いしましょうか？」

気付けば、目の前でトレーニングウェアと格闘する二宮さんの肩を、ガシッと掴んでいた。

｢これはね、こうやって着るんですよ？」

手際よくトレーニングウェアを着つけてやりながら、二宮さんの肌にさり気なく触れてみる。

ホホホ、柔らけ～//∇//)
それにスベスベ～//∇//)

｢あ、あの…」

おっとイケナイ…。
これではただの変態だと思われてしまうじゃないか( -ω- `)ﾌｯ

俺は気を取り直して、二宮さんのズボンに手をかけると、一気に踝までずり下した。

｢ひゃっ…！」

二宮さんが小さな悲鳴を上げて、俺に背中を向けた。

どうやら俺は、ズボンだけのつもりが、下着まで一緒に降ろしてしまったようで…(*/▽＼*)ｷｬｯ

目の前には二宮さんのプリンとしたお尻が、ピカッと輝いている。

ああ、なんてことをしてしまったんだ…(>_<)

でもこうなってしまったからには仕方がない。

｢実はこのトレーニングウェアは、素肌に直接着る物なんですよ？」

なんつー苦し紛れの言い訳だ(;´д｀)ﾄﾎﾎ…