完結 高校の先生と幼馴染みとのイケない関係/盗作NG
第6章 冬のクリスマスに幼馴染みとの一緒の帰り道
「その顔。やっぱりまだあきらめてなかったんだな。お前の目の前にいるのは先生?当たってる?」
「ううん。違うよ。恋くんだよ」
「そうだよ。俺が話してきている最中ずっと違う事を考えていただろ。それがまだ諦めきれていない。俺よりも先生が好きだという証拠。証というものだ。勝負は俺の勝ちなのに。凄い悔しいや・・・」
そうか。私は幼馴染みの彼を、宏樹くんを傷つけてしまっていたのに気がつかなかったのか・・・馬鹿だよ。傷ついてしまった心の精神はとても厳しくて修復不可能だ。
もうあの頃の道には 引き返せられなくなってしまったんだ・・・
「宏樹くんの事は友達のような関係で今までずっと仲良くしてきた。虐められて泣いていた時、優先的に助けてくれた。好きになってくれてとても嬉しかった。けれどそれは、異性としての恋愛で好きなのではなくライクとしての好きな方なの。本当にごめんなさい!私」
途中いいかけていた直後に宏樹くんに人差し指で口止めをされてしまい中途半端で終わらせられた
「もう、いい。言うな。それ以上は聞かない。聞きたく、ないんだ。」
「宏樹くん。私を好きでいてくれて
ありがとう・・・これからも友達として仲良くしてくれますか?」
宏樹くんの今の気持ち今の顔ははっきり見えないけど、失恋をして泣いているのが伝わってきて泣きたくて同情しそうになるも、いなくなるまで我慢をする。これは私が決意した道なんだから
先生にも宏樹くんにも失礼な気分になってしまうから、うっすらと微笑んだ
「微笑むんじゃねぇよ。忘れようとしていたのにわざとなのか?」
「良いじゃない。お別れをするのなら泣き顔よりも笑顔が一番すっきり解決するでしょ。」
「・・・あぁ。お前の言う通り、解決したわ・・・」
俺の代わりに 幸せに、なれよ
お前の恋 友達として 応援する
支えてやるから・・・
あいつを はなすな・・・