(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第4章 また
赤司サイド
4時間目の授業が終わると、食堂に向かった。
朝の、あてがあるという所だ。
食堂に入って、ぐるりと見回すと目的の人物がいた。
その場所にまっすぐに行くと、
赤「すみません。雪村時音さんですか?」
と、聞く。まあ、聞かなくても分かるのだが、一様確認だ。
時「あ、はい。そうですけど、貴方は?」
赤「バスケ部主将の赤司征十郎です。光のことで聞きたいことがあるんですが」
時「ああ。うん分かった。まどか。先食べてて私赤司さんと話してくるから」
ま「うん。分かった」
そういうと、雪村はこちらを向く。
そのまま、邪魔にならないところまで歩く。
時「で、聞きたいことって何?」
赤「はい。光の様子が最近おかしいんですけど、何か知りませんか?」
これは、カンだった。まあ、カンと言っても確信に近いものがあるのだが。
まず、光が言った、「割り切れなかった。支障が出た。だから辞める」で、
何かをやるのに支障が出たと分かる。
そして、光は部活をやらなくてもいいと学園長から許可が出ていたと
始め部活に誘う時に行っていた。
だから、何か俺たちが知らない事情があるのではないか。と考えた。
そこで、学園長に部活に出なくてももいいと許可が下りている後の二人
墨村良守と、雪村時音……今回は墨村が休みなため雪村時音の方に行くことにしたのだ。
時「あー。なんかあったの?」
赤「実は、―――――――」
さっき、青峰が話したことを言うと雪村は
時「あー。うん。そっか。はぁー」
と、溜息をついて。
時「うん。とりあえず私からも声かけるけど、駄目だと思うから、
一週間ぐらい待っててくれないかな?一週間もすればたぶん良くなるから」
赤「はい。分かりました。……ちなみにそれに墨村良守は関係あるんですか?」
少しかまをかけてみた。
時「え!良守!?関係ない。ない」
この人は、分かりにくいのか分かりやすいのか。
赤「そうですか。では、ありがとうございました」
時「いえ。……光の事、よろしくお願いします」
赤「はい」