(黒バス×結界師)青峰の屋上さぼり仲間は、結界師!?
第4章 また
数日後の夜
今日もまた、Aは夜の帝光中学校に来てた。
夕「今日は月がきれいだねえ」
嵩「そうだねえ」
妖犬の夕尾と極限無想の管理者の嵩がほのぼのと会話している。
その横では、無表情のAが帝光中学校全体を見ている。
夕「こんな天気のいい日はいい事が起こりそうだねえ」
嵩「そうだねえ」
この二匹の会話とAの温度差が半端なく違う。
二匹の方は、周りに花が咲いていそうなほどほのぼのとしているのに対して、
光の周りは、氷河期が来たか?と疑いたくなるほどのキンッとした空気だ。
夕(まったく。この子は……)
ふと、光視界の端に時音が映る。しかし、その顔には変化がない。
しかし、良守が映ったことにより光の顔が少し。ほんの少しだけ感情が出る。
だが、すぐに元の無表情に戻り帝光中学校全体を見る。
視界の端で、良守と時音が何かを話しているを興味がないのかあるのか分からない目で見ていた。
帝光中学校の周りに貼られている感知用結界を妖が通り抜けると、
すぐさま時音と良守が追いかける。
が、光はその場で目をつぶり良守が倒れたその日から行っている方法で妖を囲む。
気配を頼りに囲むのだ。
そんなこんなで、光がすべて妖を倒してしまうと今日の仕事も終わった。