第3章 Carnival Night partⅡ
「..んっ..んっ..ぁ..あぁ..」
「..智..ダメ..やっぱり無理..
...俺..壊れちゃうよ..」
不安な顔して、そう言う翔ちゃんに、
「大丈夫!俺がしっかり受け止めるから...
行ってよ...その先の先...」
翔ちゃん口元から、涎が零れる。
ほんのりとピンク色に染まった白い肌が、
汗でキラキラしてて...
顔に貼り付く柔らかい髪が...
...ほんとに、綺麗だ...
俺は、そんな翔ちゃんの姿をしっかりと見ながら、
抽挿のスピードを上げた。
肌と肌のぶつかる音と、
翔ちゃんの高めのかすれた声が、
その瞬間が近いと、俺に教えていた。
視界に、果てた相葉くんとニノが映った。
松潤は...?
///そんなの、どうだっていいや///
「...翔ちゃん..イクよ..俺もう..
...我慢の限界///」
「...さと..ダメダメ..くる..やあああぁ//////」
「......//////」←出たらしい...
ドクンドクンと、翔ちゃんの中の俺が、
脈打つのが分かる...
翔ちゃんは、意識を飛ばしてた...
倒れこむ俺の目に...
携帯を俺たちに向けた、松潤が映った...
...えっ?撮影...??してたの?
...でも、それに抗議する力が、
俺になくって...翔ちゃんの上にそのまま倒れこんだ。
「...凄かったね...」
「...翔ちゃん、イっちゃったね...」
「...いいのが、撮れたよ~♪」
...3人の声を聴きながら、俺の意識も、
ゆっくりと遠くなった...
足元で、誰かがローターのスイッチを切ってくれた。
...そっか...スイッチ切れば...
...よかった..んだね...翔ちゃん..
..ごめん...