• テキストサイズ

こばると ぶるぅ【気象系BL】

第1章 ぶるぅな奴らの日常編



第一部、三つ巴対決はザキヤマ軍の勝利で幕を閉じた。


ここで第二部。ババ抜き対決に突入。
ってなるけど。実は、ババ抜きはこの前に撮ってあった。

スタートは、『誰にも言わないでください』
と念を押されれた、俺の謝罪から始まる。


「いや~、大野さん、今回美味しいですよ~♪」
格好のネタがあったと、プロデューサーはホクホクだけどさ。
俺はちょっと憂鬱。

オープニングで、翔ちゃんに俺のミスで、
決勝に行かせてしまい、すみません、
と謝らなきゃいかないんだけど。

...実際に、俺が4と3をペアにして出してしまったことが原因って、前の収録じゃ、分かんなかったから。


「なんで、あんなことになったんだろうね~」
って俺が言うと、
「ぜって~誰かが間違えたんだよ!」
と唇を尖らせる翔ちゃん。

まあ、本気で怒ってるわけでもないんだろうけど。

二人で、間違えた人を
(ホントは俺だって知らないから..)
攻めてたんだよね~(-ω-)/

なのに。
これだよ...俺がやりそうだって、そう思って、
少しでも庇っとくんだったよ///


『櫻井翔様、大変に申し訳ありませんでした!』
と謝罪する羽目に。

謝る俺に、お約束通りツッコむ翔ちゃん。
そんな俺たちを、3人はニヤニヤして見ていた。

そんなこんなで、大盛り上がりの中、
BABA嵐は終了した。

なんと、よこの最弱王で終わった。
免れて大喜びの相葉さんだけど、
あからさまにがっかりして肩を落とすよこに、
申し訳なさそうな、気の毒そうな顔をしてた。

そう言うところが、
相葉ちゃんのいいところなんだよね...



......そしてそれを、俺たちは二人で見ていた。

新年3日の夜。
自宅のソファーに仲良く座ってお酒を飲みながら。


/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp