第2章 見えない方が♡
誘ってんだよ...
分かるでしょ?
「智、明日はロケでしょ~?」
「だから??なんか、問題ある~?」
「..さっきは..もうお腹いっぱいって..
そう言ってたのに...いいの?」
探るような、悪戯っ子みたいな大きな目に、
俺は脚を広げて彼の腰に飛び乗った。
彼と向かい合う形で抱き合って♪
そして、首を両手で引き寄せ、言った。
「もう1回、ヤル人~?」
すると目を細めて、ちょっとだけ
やらしい顔して笑った翔ちゃんは、
「はーい!!」と右手を挙げた。
その後、寝室に戻って、
いたってノーマルに交わった俺たち。
今度は、ちゃんとゴムもつけて...
さっき注文したエッチな道具は
明後日届くらしい。
「智...目隠し、よかった?」
「...あれ、ヤバいよ...マジで。
ニノも使ったのかな~?」
「じゃあ、聞いてみる?
...あっ...でもそうすると、こっちの話も
しなきゃだよね...」
「ダメダメ///言わないでよ!」
慌てる俺と余裕の翔ちゃん。
「え~っ...聞かれるよねー、絶対!
智が見たことないようなレベルで、
乱れた!...って、
言っちゃいそうだな、俺。」
「そんなこと言ってさ、
もし、また一緒に...とか言われたら、
どうすんのさ~?」
そう唇を尖らせる俺に、
翔ちゃんは、
「それも、いいかも❤」って...
なんか、前と変わってきたよね~?
そんな余裕かました彼が、
ちょっとだけ憎らしくって。
俺は言ってやったさ。
「そうだ、彼らとするとき、俺がヤル、
っていうことにしよ!新鮮だし♪」
すると案の定、櫻井翔、焦って、
「えっ??えっ~??ダメだよ!!
...ダメダメ...ん~...
やっぱ、ダメ!!」
ふふふっ...一応考えたんだ~...
可愛い...(^^♪
【 おしまい 】