第9章 大好きのカタチ
「じゃ、雅紀…覚悟はいいよね?」
「いいから…早く…来て」
「ふふふ…相変わらずせっかちだな~(^^;
セックスの時に、そのせっかちは、あんまり褒めらんないよ~」
ニノは、揶揄うようにそう言いながら、着ているものを手際よく脱ぎ捨てる。
絹擦れの音で、ニノが服を脱いでいるのが分かったんだろうね~…
雅紀の中心は、期待してまた質量を増した。
相変らず、元気だな~(^^;
それを一番分かっている雅紀は、逸るそいつを隠そうとするけど、両手を繋がれたままで、どうすることも出来ず…
せめてもの抵抗に、両脚を折り曲げて胸に引き寄せたけど。
あ~あ、その格好じゃ、いつもは隠れている後ろのお口が丸見えだよ~( *´艸`)
「潤くんも脱いでよ♪」
「え?ああ、うん…」
今夜の主導権は、ニノだな…
俺は言われるままに、服を脱いでいく。
その間に、ニノは白い手錠と一緒に仕舞ってあった、
ピンクのやつを手に取った。
それ使うんだ♡
容赦ないな~…ニノちゃん(#^.^#)
「なっ、なに?」
見えなくても、何か感じた雅紀が、怯えた声で言う。
「何って…雅紀が大好きなものだよ♪」
ニノは、そう笑ってから、曲げられた雅紀の脚を押さえて、ボトルの液体をその間に垂らした。
「冷たっ///」
「ごめん、ごめん~」
指で、その冷たいのを広げる様にクルクルと撫で付けていたかと思ったら、徐にその中にピンクのローターを埋め込んだ。
「やぁああっ///」
雅紀の甘いくぐもった声が寝室に響いた。