第8章 Imaging Crazy〜ずっと君を想うから〜
【智side】
翔ちゃんが黙って自分の部屋に行ってしまった。
……また、やっちゃった(:_;)
翔ちゃんが俺の機嫌を直そうと、
一生懸命話したりしてくれてる間に、
いい加減、許してやればよかった…
まあさ。実際、
翔ちゃんが許してもらわなきゃいけないようなことは、
なんにもないんだけど…
↑よく分かってるじゃん!
だって、
だってさ!
俺は昨年末からずーっと引っ掛かってたことがあって、そのモヤモヤがあるから……
こんなことで、
こんなに拗ねてるんだ(# ̄З ̄)
そりゃあ、俺、まあまあヤキモチ妬くよ〜?
翔ちゃんのことだけだよ!
↑他にもあったらめんどいわ!!
だけどね。
自分で言うのもなんだけど、
愛されてるっていう……
翔ちゃんに、ちゃんと愛されてるんだ
ってさ……
そういう自覚あるから……
……だったらどうして…??
そう思うでしょ?
俺だって分かってるよ…
『嵐の櫻井翔』は唯一無二のスーパースターだ。
かなりズッコケてるところがまた、
何とも言えない味になってて…
不思議な親近感感じる人…
↑ほめ過ぎかと思えば、悪口…(・_・;)
そんな彼を、夜は独り占めしてるんだ。
だから、こんなにやきもち妬いて
翔ちゃんを困らせたりすることは、
やっちゃいけない…
……だけど…
なんでかな~?
俺って、こんなやつだったか~?
そうじゃなかったはずなのに…
櫻井翔のことになると、
どうしても、平常心じゃ
いられなくなるんだよね~(*´▽`*)
いつもいつも、100%俺が悪い。
それは認めよう!
でもさ。
今回のことはやっぱりおかしい…
って思うんだ。