第8章 Imaging Crazy〜ずっと君を想うから〜
この間のVSだってさ…
翔ちゃんの誕生日だからって、
花束なんか持って登場しやがって(-.-)
『アニキのために駆けつけました』感を前面に押し出して…
「相手チームがアニキのこと弄って来たら、
全力で守りますから」
………なんだ?そりゃ(-"-)
『俺だけのアニキ』感出し過ぎだっつ~の!
言っとくけどな、その人、
俺んのだからな!!
収録の間、ずーっとモヤモヤして
我慢するのも大変だったんだからな~
でもさ。
そこは俺もいい大人だからね?
顔では笑って、和気あいあい、
楽しく仲良し嵐が、後輩を可愛がる図、
ちゃんと演出したよ~?
完璧だったはずだよ?
そんで、今度は夜会かよ(*´з`)
俺が監視できないところにまで顔出してさ。
待てよ?
それに翔ちゃん、上田が出たこの収録のこと、俺に話してくれてないじゃん!!
内緒??
ねえ、内緒なの??
あ――――――も―――――///(>_<)
いつも思うんだけど、
最近の翔ちゃん、
ちょっと後輩大事にし過ぎじゃね?
↑いい事ですけど~?
俺だってこの間、
俺を慕ってくれる知念侑李と飯に行ったよ~
行ったけどさ…
それに関して、翔ちゃん、全然モヤモヤしてくれない!
侑李と何話したのか、とか、
何時まで一緒だったの?
とかさ~…
気になんないのかな?
2時くらいに帰ったらもう寝てたし(-_-;)
俺がそーっと布団に入っても全然起きる気配もなくて。
どうしても対等じゃないんだよな~
やきもち妬くのはいつも俺。
気にして悶々とした夜を過ごすのは俺ばっかり。
あ~あ。
不公平だな…俺と翔ちゃんって。
その時、玄関のドアが開き、
翔ちゃんが帰って来た。