第7章 MJの憂鬱
こうして、
雅紀の提案で、可笑しなことになったけど……
酸欠必須のテントの中…
俺たちは、その一点に向かって走り出した。
翔ちゃんは、大野さんの腰を抱え直して、
打ちつけるスピードを上げ、
雅紀は、潤の頭を押さえて、
激しく腰を送り…
そして俺も、潤の最奥めがけて、
自慢のマグナムを打ち込んだ。
………
乱れる湿った息遣いと、
肌と肌がぶつかる音と、
そして、規則正しく届く波の音…
「あ、あっ…潤…気持ちイイッ…」
雅紀の顎から汗が伝う。
「智…そんな、締めんな、って…」
翔ちゃんは苦し気に目を閉じる。
「潤…イケる?」
なんなら、一緒にイクために、
前も扱いてあげようと思って、声を掛けると、
潤は『まさき』が口いっぱいで応えられないながらも、首を切なげに振って見せた。
……ああ、後ろだけでも、イキそうなんだな(^-^;
俺たちは、
それぞれの役割を、
きっちりと果たしつつ……
その瞬間を迎える…
「もう///無理…」
「俺も…イクッ…」
「ああぁ、やばっ///」
「イクよ?いいよね?」
「よしっ///イクぞっ///」
………… …… …
波の音だけが残ったテントの中…
俺たちは、初めての試みに成功を果たした。
(ー_ー)!!
ただ単に、作者がどう書いたらいいのか
分かんなかっただけじゃんか~っ///
(すみません…)
5人だけの空間が欲しかったら、
いくらだって持てるだろう…
ホテルの部屋でも、誰かん家でもいいんだ。
でも……
こんな自然と一体になった、海に浮かぶ小さな島。
なんだかんだ言っても、
結局はこんなことやってんだけどさ。
汗だくで重なり合う俺たちは、
平和なんだな…ってそう思った。
「潤…お誕生日、おめでと♪」
俺の声に、反応したほかの3人も、
口々に『おめでとう!!』と叫びながら、
折り重なって潤を抱き締めた。
「くっ、くるしいってば~///」
漆黒の海と白い波の狭間…
5頭のイルカが、ジャンプした事は、
月と星だけが
見ていた…