第6章 甘い夜のための刺激的なスパイス
いろんな『イク』の集大成……
智と一緒に、最高に幸せな瞬間がきた。
……中で…智の熱が解放されるのを感じて、
不思議なくらいに嬉しくて、
そして…言葉では言えなくらいに、幸せだった。
涙が、後から後から溢れてくる。
だんだん遠くなる智の声を聞きながら…
俺は意識を手放した。
……………
気が付いたら、リビングのソファーに、
毛布を掛けて寝ていた。
あれっ?俺…どうしたんだっけ…?
「あ、翔ちゃん、起きた~?」
「智…俺…」
「ごめんね~(^^;やり過ぎちゃったかな~?」
…やり…過ぎちゃった……??
………
…(ー_ー)!!
だんだん、記憶が戻って来る…
どんなに忘れたままでいたいと願っても、
勝手にどんどん甦って来る……(:_;)
「翔ちゃん…もう超、超、超~可愛かった!!」
「……ここまで、智が運んだの?」
「うん…超重かったよ~(^^)」
「ごめん…」
「いいんだよ~、だって翔ちゃん、凄い幸せそうな顔して寝てたし…お尻に指入れても、全然起きないし♪」
……( ̄▽ ̄)…
「翔ちゃんもべとべとで綺麗にしたかったからさ…
思ったよりたくさん、潮吹いたから、
ベッドパットまでびしょびしょだったしね~、
あのままじゃ、寝られないし…」
( ;∀;)…思い出した…
あんなことや、
こんなこと… ……
忘れたままでいたかったのに……
饒舌に話している智の声が、
聞こえないように、そっと毛布を頭から被った。
このまま、消えてしまおうと思ったのに、
智が突然、俺の上に飛び乗ってきた。
「翔ちゃん!!!」
「わあああっ///な、何だよ!突然!」
「今日の翔ちゃん、最高に可愛かった!!
絶対に忘れないからね❤」
………どうか、お忘れください……