第2章 見えない方が♡
【櫻井side】
俺たちはいたって順調だ。
たまにする喧嘩も、
生活のメリハリ的な役割としては、
寧ろ重要で、
その後の、夜の、何が…
……まあ、それはいいとして、だ。
よくないことといえば、
メンバーが余計なお節介をやいてくること。
自分たちで自由に、よろしくやっていればいいものを、
俺たちのことが、心配なのか?
揶揄いたいだけなのか?
↑きっと、こっち方じゃないかと…
何かにつけて、ちょっかい出してくるっていうか…
今日もさ、
打ち合わせの帰り、松潤に呼び止められた。
「しょおく~ん、これからまっすぐ帰るの~?」
「おう!なんで?」
「じゃあ、これ…1個あげるよ♪」
「これ…何?また、変なものじゃないの~?」
中身が見えないから、きっとまた怪しげなものだとは思いつつ、
一応は聞いてみる。
「変なものじゃないよ~♪
相葉くんと被って買っちゃったからさ、
2個はいらないし…1個、どうぞ」
「…ふ~ん…まあ、ありがと」
「じゃあ、リーダーによろしくね~」
ニヤニヤしながら、松潤は行ってしまった。
なんか、怪しい…あの笑い方///
変なグッズに違いないけど…
…相葉くんと被った、ってさ…
ふたりでニノに使う気だったのかな~…
全く、ニノもかわいそうに…
あいつ等、何やってるか、怪しいもんだよ…
↑あなた達には、言われたくないはず…
↑.....ですよね~(〃^ー^〃)