第1章 ぶるぅな奴らの日常編
「じゃあさ。今度は、智が俺の子どもになってよ!」
「えっ??子どもって...」
思わず顔を上げて、彼を見上げた。
翔ちゃんはちょっとニヤニヤしながら、
「なんて顔してるんだよ~(^^;涙か鼻水か、どっちかにしてくれ...」
「らってさぁ///」
翔ちゃんはシャツの袖で、俺の顔をごしごし拭いてから、しれっと言った。
「智がそう言うんなら、俺の子ども...いや、いきなり子どもはないな...?最初は、赤ちゃんになってくれればいいんじゃない?」
「えっ??...あ、赤ちゃん?...それって..」
......超悪い顔してる..いや、
違うな///超...エロい顔だ!
間違いないよ///
「赤ちゃんって、俺36だよ~?」
「知ってる♪」
「赤ちゃんじゃないし..」
「分かってるよ♪」
「......」
「でもさ。赤ちゃんの振りなら、出来るじゃん❤」
.........
こいつ。
所謂そういうプレイを、俺に求めてんの??
もしかして...
じっと翔ちゃんの顔を見た。
小首を傾げて、可愛い顔して。
でも、言ってることは悪魔だから!!!
「ヤダよ...そんなの...俺..」
思わず赤くなる俺。
↑みなさぁ~ん!!もう、あんなことやこんなこと想像してますよ~!この36歳のおじさん!!
「大丈夫♪智可愛いから、いけるって❤」
......お仕置きだ!
摘まんないこと言って拗ねた俺への...
俺は、この人が本気で『赤ちゃんプレイ』を強要する日を想像し、恐怖で背筋が震えた。
....震えて..少しだけ、熱くなったのは、
気付かないふりをしたい...
さあさあ。
翔ちゃんがネットでポチッと変態グッズを購入する日も、遠くないのかな~?
...もちろん、マネージャー名義でね(^^;
↑ああ、可哀想な嵐のマネージャーさん...